Wednesday, September 27, 2006

Completely networking event

以前、こちらに来て初めてネットワークイベントに参加しながら肝心のネットワーキングの時間に参加できずに終ったことを書いたけれど、このたびどっぷりとSFWINというネットワーキングイベントに浸かってきました。

人と話して、接点を見つけて、繋がる。それを、繰り返す。その場にいる人全員が、そうやってネットワークを張っていく。
私の場合なんとかこちらのコミュニティに引っかかるために、いろんな人とコミュニケーションをしてみました。


こういう場に来て肌で感じるのは、自分はまだまだアウトサイダーであるということ。
武器も無く、ほとんど裸一貫の状態で、見知らぬコミュニティに入る。コミュニティのメンバーが興味を引いてくれるようなお土産があるわけでもない。「どうせアメリカにやってきたのも腰掛程度だろう」と見らてるかもと感じることもある。

こういう中で、切れるかわからない武器や武器になるかどうかわからないものを持ち出して、Try & Error でコミュニケーションを考えていく。

終ったら、結構ヘトヘトでした。

しかしそれにしても、こちらに来て思うのは、早く武器を作らないと、ということ。みんなが興味を引いてくれるような武器、素敵なソフトウェアを作らないといけないと思うのだ。ここでは、言葉よりもモノのほうが多くを語ってくれることが往々にしてあるからね。

さあ、がんばりまっせ。

Tuesday, September 19, 2006

An IMPORTANT notice from the Writely team

着実に組みあがっていますね。

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Dear fujioka,

In a few days, we will update your Writely account to use your ***** Google Account registration settings.

This means you'll need to use your Google Account password when signing in, not your Writely password (if they're different).

If you've forgotten your Google Account password, just go to https://www.google.com/accounts/ForgotPasswd

Thanks!
Google Writely Team

Sunday, September 17, 2006

Water flows from high ground to low

そろそろ週末にサッカーを観ずに過ごすのが苦痛になってきたけど、San Jose Earthquakesもいなくなって、近くではやっていないので、ネット上でいろいろ探してみたらITVNというのにぶち当たりました。

ブロードバンドを使った新しい双方向テレビだそうで、申し込むとペーパーバック大の機器が送られてくるらしい。これをルーターとテレビの間につなげば、セットアップ完了。今なら30日以内の返品は自由!キャンペーン中。サッカーチャンネルを見ようと思ったら月$30位になる様子。

なんか設置が楽そうで、受信機さえくればすぐに見ることが出来そうなので、画像は多少荒そうだけども申し込もうかなとおもったら、もっとお手軽なのを発見。

ITVNでも番組を提供しているSETANTA SPORTSが、インターネットテレビを直に提供してました。私のお気に入りのフランスリーグもライブで中継しているようなので、早速申し込み。決断からせいぜい2,3分で視聴開始。テレビと比較すれば多少画像は悪いけど、私にはこれで十分。

地上デジタルまであと5年。でもみんながきれいに移行してくれるとは限りません。水は高きから低きに流れる。うまくやれば、インターネットテレビ分野にはまだ大きなビジネスチャンスがあるのかもしれません。

#サッカーをサッカーと呼ぶのには抵抗感があるんだよな。フットボールだよなやっぱり。こちらではご存知の通りフットボール=アメリカンフットボールなんだけれど。

Saturday, September 16, 2006

Visual Design

今日はVisual Designの話なので、テキストは少なめ。

さて問題。この数字の羅列は何を意味でしょう?



こうしたら、少しは意味が分かりはじめる。



色を使って、もうすこし分かりやすく。



こうすれば、ひと目で伝わる。



今回は、The Future of Web Apps 二日目の中で面白かったGoogleのデザインマネージャー、Jeff Veenの話から拾ってみました。

ちなみに、彼はブログ解析ツールMeasure Mapのプロジェクトリーダーだったそうな。

Wednesday, September 13, 2006

THE FUTURE OF WEB APPS

本日から二日間、"THE FUTURE OF WEB APPS"というカンファレンスがサンフランシスコで開催されています。

結構面白い。Web 2.0の本場だし、刺激させられるものがあります。

特に、Google のプロダクトマネージャー Carl Sjogreen のGoogle Calendar開発の話題にとっても共感。

Google Calendar は今年4月のリリースまでに、以下のような過程を経たといいます。
①「まず実際のユーザーに話を聞く」ところからはじめます。多くの人に話を聞くことで、すぐにテーマが見えてきます。
②次に、方向性を決めます。たとえば既存のカレンダーではレスポンスが遅かったりフォームが複雑なので、それを解決しよう、とか。
③決めた方向性に従って、開発を進めます。プロトタイプを作り、自分達で使ってみます。(プロトタイプに関して言えば、スケーラビリティよりも前にインタラクションとユーザーモデルをしっかり組むべきだといいます。)
でもって、リリース。

一見簡単なのですが、この通りに進めるのは案外難しい。

たとえば、”ユーザーの話を聞く”といったときに、Carl Sjogreen はこういいます。
「最初のユーザーは必ずしもターゲットユーザーではないということを心に留めておく必要がある。」
しかし、ビジネス上は最初のユーザーが非常に大切なケースもあります。

あるいは、「方向性を打ち出す」といったときに、以前開発したプロジェクトで問題になったことを過度に意識しすぎると、バランスの悪い方向性を打ち出してしまい、開発に着手した後に大きな手戻りを発生させてしまうかもしれません。

良いものをリリースするためには、正しいバランス感覚が非常に重要なのですね。


また、Carl は、Google Calendar 開発を通じて得た知見として六つの項目を上げていました。「そのとおり」という事ばかりだったのですが、私が特に同感したのは「簡単であることこそ最も重要なFeatureである」ということ。次にうなずいたのは「ビジュアルデザインは至極重要である」ということ。


ところで、Google Calendar の Quick Add という機能、私は使ったこと無かった(し今後も使うかわからない)んですが、試してみると結構素敵ですね。

Tuesday, September 12, 2006

HAKONE for Notes

日本にて、リアルコムの製品発表会が行なわれました。
http://www.realcom.co.jp/news/20060912_HAKONE1.3.html
ちなみに、私は遠くにいるため今回は参加しておりません。

早速、いろいろなところで取り上げられているようです。
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/software/2006/09/12/8638.html
http://www.atmarkit.co.jp/news/200609/13/hakone.html
http://japan.zdnet.com/news/ir/story/0,2000056187,20231528,00.htm

Friday, September 08, 2006

San Jose Office

伝え忘れていましたが、先週初め(8月28日)にオフィスが Los Altos から San Jose Downtown に移りました。



新オフィス移転にあわせて、こちらのオフィスのメンバーが一人増えました。ボスも新オフィス立ち上げのために2週間ほどこちらに来ておりましたが、本日帰国予定。

ネットワークを整備したり、机の配置を変えたり、備品を購入したりなんかしながら、徐々に環境を作り、新しいオフィスもしっかり立ち上がっています。PCとネットワークがあれば、仕事は進むといえば進むのですが、ストレスなく落ち着いて仕事していくためには、こういうのはやっぱり大切です。

Downtownなので周りにいろいろありそうですが、昼飯時以外うろちょろしないので、このあたりはまだどんな感じかわからんというのが正直なところです。

Tuesday, September 05, 2006

"Eclipse Adoption on The Rise"

私も使っているが、調査によれば回答者の60%もがEclipseをIDEとして使っているらしい。以前に比べてかなり安定度が増しているし(というかとても安定しているし)、やりたいことは大概プラグインで手に入れられるようになっているし、多数のコントリビューションがなければ、確かにここまで成熟しないよなぁ確かに。

IDEといえば、とおもってかなり昔に触っていた CodeWarrior を調べてみたら、ずいぶん様変わりしていた、というか原形をとどめていなかった。去年までにMac OS版 CodeWarrior をやめちゃっているし、そもそもメトロワークスという会社の名前自体、別のものになっている。MPW から CodeWarriorに開発環境を変えたとき、結構すごいなと思ったのもいまは昔。

しかしMPWまだ手に入るんだなすごいな。