Wednesday, September 13, 2006

THE FUTURE OF WEB APPS

本日から二日間、"THE FUTURE OF WEB APPS"というカンファレンスがサンフランシスコで開催されています。

結構面白い。Web 2.0の本場だし、刺激させられるものがあります。

特に、Google のプロダクトマネージャー Carl Sjogreen のGoogle Calendar開発の話題にとっても共感。

Google Calendar は今年4月のリリースまでに、以下のような過程を経たといいます。
①「まず実際のユーザーに話を聞く」ところからはじめます。多くの人に話を聞くことで、すぐにテーマが見えてきます。
②次に、方向性を決めます。たとえば既存のカレンダーではレスポンスが遅かったりフォームが複雑なので、それを解決しよう、とか。
③決めた方向性に従って、開発を進めます。プロトタイプを作り、自分達で使ってみます。(プロトタイプに関して言えば、スケーラビリティよりも前にインタラクションとユーザーモデルをしっかり組むべきだといいます。)
でもって、リリース。

一見簡単なのですが、この通りに進めるのは案外難しい。

たとえば、”ユーザーの話を聞く”といったときに、Carl Sjogreen はこういいます。
「最初のユーザーは必ずしもターゲットユーザーではないということを心に留めておく必要がある。」
しかし、ビジネス上は最初のユーザーが非常に大切なケースもあります。

あるいは、「方向性を打ち出す」といったときに、以前開発したプロジェクトで問題になったことを過度に意識しすぎると、バランスの悪い方向性を打ち出してしまい、開発に着手した後に大きな手戻りを発生させてしまうかもしれません。

良いものをリリースするためには、正しいバランス感覚が非常に重要なのですね。


また、Carl は、Google Calendar 開発を通じて得た知見として六つの項目を上げていました。「そのとおり」という事ばかりだったのですが、私が特に同感したのは「簡単であることこそ最も重要なFeatureである」ということ。次にうなずいたのは「ビジュアルデザインは至極重要である」ということ。


ところで、Google Calendar の Quick Add という機能、私は使ったこと無かった(し今後も使うかわからない)んですが、試してみると結構素敵ですね。

1 comment:

yuuki ishikawa said...

いっしょに聞いてた上に、同じセッションに反応してしまったね。

http://kaeruouji.jugem.cc/?eid=24

シンプルでも、本当に使える製品、サービスとそうでないものをdifferentiateするいろいろな要素が、鮮明に印象に残るセッションだったよね