Sunday, August 06, 2006

WWDC

今日、マウンテンビューの仮宿に到着しました。湿気もなく、爽快な陽気です。
これからは、東京を離れてシリコンバレーのリアルコムテクノロジーで仕事をすることになります。

私がこれまでにシリコンバレーに来た経験は一度だけ。ちょうど5色のiMacが流行っていた頃、1999年のApple WWDC(Worldwide Developers Conference)に参加したのが唯一の経験です。開発者向けのセッションの他、ジョブス氏のプレゼンや、アップルキャンパス訪問など、一週間イベントが目白押しで、とても刺激的だったことを覚えています。私の人生を変えたというほどではありませんでした(=FRANCE '98のほうが強烈だった!)が、視野を広げることが出来たイベントだったことは確かです。
WWDC'99 では開発者向けに Mac OS X の Preview release CD-ROM が配布されて、私は帰国後、それを使って旧Mac OS用のプログラムをCarbon API を使って Mac OS X向けに書き直す作業をしていました。

そのWWDCが、US時間で明日からサンフランシスコで開催されます。

Apple のホームページを見る限り、今回のセッションの内容は Mac プラットフォームで開発しているエンジニアが押さえておくべきポイントをしっかり押さえた内容になっているようです。
最大の見所は、月曜日朝のジョブス氏のプレゼンテーションで発表されるはずの Mac OS X の新バージョン "Leopard" でしょう。Leopard では Boot Camp が正式にサポートされるようになり、Intel Mac で Windows XP と Mac OS の両方を使えるようになるので、不本意にもWindows PCを使ってた私にとっては大歓迎です。

以前 Mac 用ソフトウェア開発に携わっていたこともあって、私宛に Apple Developer Connection から WWDC への参加を促すメールが結構来ていました。タイミングも良いのでちょっと参加してみようかと思いましたが、参加費もそれなりにするし、参加してもすぐに使えるインプットはそれほど多くなさそうなので、今年は止めておきます。

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