Thursday, October 12, 2006

RPG

RPGの経験値システムを最初に作ったのは誰かが気になってWikipediaを見てみたら、「世界最初のRPGといわれるダンジョンズ&ドラゴンズで、導入されたシステムであり、アメリカ軍の昇進システムにヒントを得たとも言われている」。
RPGは「人生とは経験をつんでステップアップしていくもの」という視点で見ている人じゃないと作れないよな、だったら日本で生まれたという可能性もあるなと思ったのですが。(でも年功序列だと経験値が無くても出世しちゃうから違うんだな、きっと。)
 
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私は途中からゲームの発展についていくのが面倒になった(まさにRPGなんか面倒だった)口で、だからDSのユーザーである。以前、シリコンバレーに来る前に、静岡で行なわれたサッカーの試合にDSを持ち込んで「ピクトチャット」を起動したら、すぐにいろんな人から声をかけられた。なので私もいろんな人に声をかけてみた。
 
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DSといえば、2、3週間前のこと、JTPAのイベントで奥井一穂さんが、最近開発したDS用のVoIPライブラリの話をなさっていました。ゲームをしながら、おしゃべりが出来る。いまのお子様達はそういう世界で育っていく。
そういえば、パソコンで音声認識やボイスチャットが出来たころは、ヘッドセットをつけてパソコンに向かって話すのに、多分多くの人が抵抗感を持っていたけれど、いまやSkype花盛り。
 
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奥井さんはこのイベントで、組み込み系開発とWeb 2.0系開発の対比をしていました。たとえば、限られたリソースの中でやる(組み込み)のかリソースは無限にある(Web 2.0)という前提か、とか。理系(組み込み)か文系(Web 2.0)か、とか。
昔は、「限られたリソースの中でやる」ことは当然のことだった。PCに詰まれるメモリは限られていたし、Mac OSではいつも自分の作っているソフトウェアがどれだけメモリを食っているかを気にしながら開発していた。でも、それもいまは昔。
 
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Mac OSを(それだけでなくたくさんのソフトウェアを)いつも模倣してきたといわれたりもしている Microsoft は、もうすぐMac OS Xに似ているとも言われている Vista を正式にリリースする。少しずつ、いろいろなメディアで取り上げられている。
でも、多分、私の奥さんはVistaのことなど無関心。それよりも、見逃したアメリカの連ドラを見るのに使っている YouTube が Google に買収されるというニュースに興味津々。

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